マーケティング初心者におすすめ! 『ドリルを売るには穴を売れ』 Web、コンテンツ、ブランド…ストーリー形式で楽しく学べます! 書評・感想!

書評(感想)
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こんにちは!

今回の記事はマーケティング入門に最適であり9万部突破と大人気のベストセラー本のご紹介をしていきたいと思います。

マーケティングについて興味があるけど何から学べばいいか分からないという方やマーケティングって何だろう?と疑問に思ってる方など幅広い方におすすめできるとても素晴らしい書籍でした。

「マーケティングってよく聞くし興味あるけど難しそうだな…」と一歩踏み出せないあなたにこそ読んでほしいです!

私はYouTubeを見てる時にブロガーのヒトデさんという方がご紹介しているのを見かけ気になって手に取りました。

Amazonのレビューもかなり評判が良かったので読んでみたら想像以上に分かりやすく私のような初心者にはとても良かったです。

では、これからどんなところがオススメか?

実際に私が本を読んで感じた感想などをお話ししていくので興味を持ってる方には参考になるはず。

これから順を追って説明していきますので最後までよろしくお願いします!

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『ドリルを売るには穴を売れ』

読書時間がない人はAmazonオーディブル無料体験おすすめです。

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今回ご紹介する書籍のタイトルは『ドリルを売るには穴を売れ』です

著者は佐藤義典さんという方で経営コンサルティング会社のストラテジ&タクティクス株式会社で代表取締役社長として活躍しており無料のマーケティングに関するメルマガの「売れたま!」の発行もされてます。

私はこの書籍から知ったのですが経歴もすごいですね。

おそらく自他ともに認めるマーケティングのプロでしょう。

ホームページからの引用を載せさせていただきます。

●資格

経営学修士(MBA) 米国ペンシルベニア大ウォートン校*(Class of 96)
国家資格: 経済産業省認定 中小企業診断士
英語: 英検1級、TOEIC975
IT: 第2種情報処理技術者 

英経済紙FT紙において、ビジネススクール世界ナンバーワン継続中

●略歴 

早稲田大学政治経済学部卒業後、NTTで営業・マーケティングを経験後、MBAを取得。外資系メーカーにて、ガムのブランド責任者としてマーケティング・営業・開発・製造などを統括。その後、外資系マーケティングエージェンシー日本法人にて、営業チームのヘッド、コンサルティングチームのヘッドなどを歴任。2006年ストラテジー&タクティクス株式会社設立、代表取締役社長に就任。

おそらくは日本で唯一、「マーケティング脳トレーナー」を名乗る。「脳トレ」のブームの前からマーケティング脳トレーナーを名乗っていたが、最近は逆に勘違いされることが多い。コンサルティングはもちろん、わかりやすいトレーニング・研修には定評がある。

従業員20万人の純日本的な通信会社、従業員1000名の外資系メーカー、従業員80名のNTTと電通の合弁広告代理店、従業員20名の外資系マーケティングエージェンシーなど、勤務先の幅が広く、それぞれの場合に土地勘がある。

自らの営業・マーケティングの現場経験、コンサルタント経験から、「戦術無き戦略は無力」「戦略なき戦術は場当たり的」であり、経営戦略を現場での実行まで落とし込むことが重要だと痛感。「戦略をカタチとして実現する」ことを理念とする経営コンサルティング会社、ストラテジー&タクティクス株式会社を東京都千代田区に設立、代表取締役社長として自らも経営を営む。グロービスにてマーケティングの講師も務める。

超大手新聞社、財閥系不動産会社、産業機械世界トップメーカー、高級化粧品メーカー、世界トップロジスティックプロバイダー、大手航空会社、などの様々な業種のマーケティング戦略・戦術のコンサルティング実績を持つ。

ディベートのエキスパートでもあり、英語ディベート大会の優勝・入賞経験多数。数々の英語・日本語の全国規模の大会で審査委員長を歴任。2000年、2004年には米国のトップディベーターと英語ディベートでエキシビションマッチを行う。現在、早大英語部ディベートチームのヘッドコーチ。

ストラテジー&タクティクス株式会社HPより引用

資格や略歴を見ていただければどれほどすごい方かわかりますね。

著作は今回ご紹介している『ドリルを売るには穴を売れ』も合わせると4冊、手掛けています。

メールマガジンの読者は約2万人で2003年から欠かさず週2回無料で発行されているというのだから驚きですね!

メールマガジンのタイトルは「売れたま!」なのですがその理由がまたユニークです(笑)

売れるマーケティングは
業種から
なぼう

「売れたま!」です。

この名前にもマーケティングのノウハウが詰まっているのでは?と勘繰ってしまうタイトルですね。

ホームページにはこのメルマガを購読するメリットなど書かれているので興味を持ったら是非ホームページを見てみてくださいね!

さて書籍の方に話を戻しますとページ数は256ページとそれほど多くはないぺ

ージ数ですね。

普段、あまり読書をする機会がない方や隙間時間で読書したい方にもおすすめのページ数となっています。

各章ごとに分かりやすくまとめられておりちょっと時間が空いてから読み直す時もスルスル読み進めることが出来ます。

ほぼ全編に渡って文字なのですがとても読みやすく飽きることなく読むことが出来ました!

(要所要所で表が差し込まれたりしてますがメインは文章です)


次は『ドリルを売るには穴を売れ』はどんな方におすすめできるのか?

その理由をお話ししていきます。

こんな方におすすめ

  • マーケティングに興味がある
  • 身の回りのマーケティング事例を知りたい
  • マーケティング的な思考・発想を身につけたい
  • 他のマーケティング関連の本で挫折してしまった
  • モノを売る仕事に携わっている(もしくはこれから携わる予定)

上記のようなことに当てはまる方にはとてもおすすめです!

私が購入に至った経緯はブログを運営しているのでマーケティングの知識を身につけたいと思って手に取ってみました。

最初の方でも書きましたがYouTubeでヒトデさんがおすすめされていたのも興味を持ったきっかけでした。

よくマーケティング初心者へのおすすめ本として名前が上がることも多いのでタイトルは知ってる方が多いかもしれませんね。

そんな今回ご紹介している書籍ですが

一言で表すなら…

とにかく分かりやすい!

以前、ご紹介した『沈黙のWebマーケティング アップデート・エディション Webマーケッター ボーンの逆襲』はWebにおけるマーケティング中心でしたがこちらの『ドリルを売るには穴を売れ』は飲食店が題材なので多くの方にとってはもっと身近に感じれると思います。

両方、読むことでマーケティングの基礎の大部分は学べるはず!

続いてこの書籍のおすすめポイントをいくつかまとめましたのでご覧ください!

『ドリルを売るには穴を売れ』おすすめ6つのポイント

  1. ストーリー形式で非常に読みやすい
  2. マーケティングの基本4つの理論が学べる
  3. マーケティング脳を鍛えられる
  4. マーケティング用語が分かるようになる
  5. 東京ディズニーリゾートの収益モデルが知れる
  6. 難しい言い回しがないので挫折しにくい

今回、ご紹介している『ドリルを売るには穴を売れ』では上記したようにたくさんのおすすめのポイントがあります!

専門書のような難しさはないですし読み物としても面白く読めます。

今まで他のマーケティング本などを最後まで読めなかった人もこの書籍なら読むことができるはずでしょう!

本の表紙に書いてある ” 誰でも「売れる人」になるマーケティング入門 ”

この言葉も大袈裟じゃないくらい分かりやすく、身につき、そして気付きに繋がる…そんな素晴らしい書籍になっています。

では、これから順番におすすめポイントを解説していきます!

1、ストーリー形式で非常に読みやすい

この書籍の面白いところは小説を読んでるようにマーケティングについて学べるところです。

小説でも短編集のような感じで一つの区切りは非常に短いので時間がない人でも隙間時間に少しずつ読み進めることが可能になっています。

また、手に取りやすいサイズ感の大きさなので電車や移動中に読むのにも適しています。

「ストーリー」 ⇨ 「解説」 ⇨  「まとめ」といった流れで進んでいきますので理解しやすいですよ。

読んでいて思ったのは上記した流れで進んでいくととっても頭に入ってくるのに驚きました。

最初にストーリーが入ることで専門書を読んでるという気持ちが薄れます。

しかも、その肝心のストーリーはかなり面白いです!

話の内容は赤字続きのレストランを新人の女の子が色々と考えながら立て直すというストーリーです。

上司の人や従兄弟が色々とヒントをくれたりしながら試行錯誤して成功するというものですが後々の解説の元になるような話も出てきたりするので解説を読みながらそういうことだったのかとなったりして楽しく読めました!

2、マーケティングの基本4つの理論が学べる

著者の佐藤義典さん曰く「マーケティングとはわたしたちが毎日のように体験し、自然に感じている当たり前のことばかりだ。」とのこと。

しかし自然のできることと体系的に説明できることは全く別と仰っており自分の経験や実践だけでは不十分らしいのです。

そこで最低限必要な「理論」について本書では学ぶことができるのです。

1 ベネフィット —– 顧客にとっての価値

2 セグメンテーションとターゲティング —– 顧客を分けて絞る

3 差別化 —– 競合よりも高い価値を提供する

4 4P —– 価値を実現するための製品・価格・販路・広告

『ドリルを売るには穴を売れ』より引用

上記した内容が基本的な理論と考え方です。

次のステップの応用・実戦などに進むには土台をしっかりしてから知識を積み上げたいですね!

4つの理論については一章ずつストーリーを読みながら楽しく学べますので最初の入口としてはとても分かりやすかったです。

お話を読んで解説を見るだけでマーケティングについて分かった気になれます(笑)

ある程度、理解している方は気になるところやおさらいしたい項目から読み始めても良いと思いました!

ストーリーが楽しくて気になるでしょうから最初から見ることをオススメしますよ。

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3、マーケティング脳を鍛えられる

マーケティングのネタは日々の暮らしに際限なく転がっており、そのようなマーケティングのヒントになりうるヒントに敏感でマーケティング的な発想・思考ができることを著者は「マーケティング脳」と呼ばれています。

この「マーケティング脳」を持っているとヒントを発見した瞬間に「なぜ○○にしたのか?」「なぜ○○になっているんだろう」と活発に脳が働きだします。

そうすることでマーケティングに対する感度が高くなりいざ自分で使うときのネタやヒントが増えていきます。

鍛え方はとにかく自分の身の回りのことから学ぶようにすると良いようですね!

自分や家族が買ったものに対して「なぜそれを買ったのか?」と考えたり聞いてみたりすることで家族間のコミュニケーションにもなるというのは面白い発想だなと思いました。

その裏には売りた人のマーケティングがあるはずですからね。

電車の中吊り広告や郵便ポストに入ってくるDMも「誰に何を売ろうとしてるのか?」「コストがかかるのに出す理由は?」など学ぼうとしたらネタは無限にありそうですね。

このような身の回りから学ぶ方法にはさまざまなメリットがあります。

主体が自分なので気軽にできる!

自分が買ったモノについて「なぜ買ったのか?」という本当の理由は自分が一番知っています。

マーケティングには心理学的な側面が強いので自分の心の動きを分析することは生きた教材として非常に有効です。

無料で学べるので通勤中やちょっとしたスキマ時間などに是非「マーケティング脳」を鍛えましょう!

4、マーケティング用語が分かるようになる

普段、生活している上ではあまり使用することのない言葉がマーケティングの勉強をすると出てくることもあるかと思います。

例えば先ほど4つの理論でお話ししたベネフィットやセグメンテーションなどです。

一章ごとに区切られているので必要な情報は都度、学ぶことが出来ます。

ただ単に言葉の意味だけではなく有名ブランドなど分かりやすい例えで説明してくださっていますのでより理解しやすくなっていました!

一気に色々な言葉が次から次に出てきてもなかなか頭に入ってきませんもんね。

その点、この『ドリルを売るには穴を売れ』は親切な設計になっていますので本当に初心者にはありがたかったです!

しかも章の終わりにはその章ごとのまとめが書いてありますので時間がない人はそこだけ見るだけでも勉強になるでしょう。

ストーリー形式なのも相まってとにかく読みやすいのでベネフィットやセグメンテーションなど用語の意味をきちんと学びたい方には強くお勧めします!

5、東京ディズニーリゾートの収益モデルが知れる

第5章では皆さんご存知の東京ディズニーリゾートのマーケティングについて学ぶことが出来ます!

一度は行ったことがある方も多いでしょうし好きな方ならより一層、興味をそそられる内容になっていると感じました。

マーケティングの本質は「価値を提供して対価をいただく」ということですがそれを極めて高いレベルで実現しているのが東京ディズニーリゾートです。

その東京ディズニーリゾートについて第4章までで学んできた

ベネフィット・セグメンテーションとターゲット・差別化・4Pの順番に説明があるのでここまで読んできた方は内容についての理解もかなりしやすいのではないかと思いました。

マーケティングのプロである著者の分析はとても面白くタメになる事ばかりです。

実際に東京ディズニーリゾートについて考えながら読んでみると「なるほどな〜!」と思うところが多かったので身近なテーマを題材にすることで理解がより一層深まりますしマーケティング脳も鍛えられます。

マーケティングがしっかりしている会社では

ベネフィット・セグメンテーションとターゲット・差別化・4Pの流れが非常に美しいのだそう。

著者はBSE騒動前の吉野家についても美しかったと評価されています。

また、この4つの流れが一貫していなければ「誤り」…

つまりは「売れない」ということになるというのでしっかりとした認識を持つように心がけたいところでしょう!

6、難しい言い回しがないので挫折しにくい

この『ドリルを売るには穴を売れ』を読み終わって感じたのはマーケティングの本という普段あまり馴染みのないジャンルの書籍にも限らずとても読みやすかったのです!

これは難しい言い回しなどがなかったからだと思いました。

本の表紙に書いてあった通り、まさしくマーケティング入門に相応しい書籍でした。

著者は「最低限の理論を、最小限のカタカナで、体系的に分かりやすく」という入門書や基本書がほとんどなかったことが書くきっかけになったようです。

もっと本格的に学びたくなったら違う書籍にステップアップすれば良いですし、マーケティングの基本だけ学べれば良いという方はこの本だけでも良いかと思います!

マーケティングに興味あるけど何だか難しそうと敬遠していた方こそ読んでみると新しい世界が知れて日々の暮らしやお出かけ先でマーケティングのことに当てはめて考えられるようになり楽しく過ごせることでしょう!

まとめ

読書時間がない人はAmazonオーディブル無料体験おすすめです。

電子書籍ならAmazonのKindleを無料体験おすすめです。


以上が『ドリルを売るには穴を売れ』のオススメの6つのポイントでした!

いかがでしたでしょうか?

一言で表すなら本当に「分かりやすい!」

これに尽きます。

基本はストーリーと解説の二部構成になっていますので時間がない方はどちらかだけ読んでも良いですし、かいつまんで知りたい方は気になるところの解説を読むだけでも勉強になります。

たまにこういう種類の書籍がありますが読みやすくて飽きないので助かりますね。

(ストーリーと解説がついてるタイプの書籍のことです)

今後も読んだ書籍などを紹介していくのでよろしくお願いします。

今回の記事が少しでもお役に立てたなら幸いです。

では、また。

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